離乳食ブログ【3月 ひなまつり】

少しずつ温かな日差しが増えてきて、だんだんと春が近づいてくる感じがしますね。みなさま元気でおすごしでしょうか??

3月といったらひなまつり。この辺りでは3月3日までではなく4月までおひな様を出しておく習慣があると聞き、我が家では2月の中旬におひな様が登場します。子どもたちが赤ちゃんの頃は私が一人で出していましたが、保育所に入り小学生になり、今では二人も一緒に人形や飾りを出しています。1年間のほんの1か月と少しの期間ですが、ひな人形を飾ると、家の中が華やかになったような気持ちになります(^^♪

初節句の離乳食、どうしよう!!

ひな祭りに限らず、子どもの日、七夕、お彼岸、節分などの季節の行事と、赤ちゃんに関わることでは、お食い初め、初節句、初誕生日といった節目の行事が1年を通していろいろとあります。そんなときの離乳食ってどうしてた??というお話をお届けします(^^)

8年前、私は八木町に引っ越してきて長女を出産しました。夫の家族にとっても私の家族にとっても初孫だった長女。退院してすぐのお七夜は、夫の家族が来て盛大にお祝いしてくれました。お七夜の存在さえ知らなかった私は、子どもに関わる行事を盛大にお祝いされて驚きました。

それと同時に、「私もこんなふうに、ちゃんとしてあげなくちゃ!!」と強く思うようになりました。

仕事ばかりしていたのであまり料理が得意ではなく、その次にくる「お食い初め」のお膳の写真をクッキングサイトで初めて見たとき、世のママさんが作った見事なお食い初め料理の写真を見て「えーー⁉こんなの作れない( ;∀;)」とショックを受けたのを覚えています。けれど大事なわが子の大切な行事のお料理だもの、しっかりやらなくては!!と変なスイッチが入り、子どもが寝たら寝ればいいのに、睡眠時間を削ってお煮しめの野菜の飾り切りの練習をしました。当日に向けてにんじんやしいたけをキレイに切る練習をし、お食い初め当日はもうフラフラ。とりあえずお膳の前で写真は撮ってもらったものの、前日からの準備がしんどすぎて、全然楽しめませんでした(^^;)

「子どものために!」も、もちろんありましたが、ママになった自分は「いいお母さんにならなくてはいけない!」と強く思っていたような気がします。でも、今から思えばそんなに必死で睡眠を削って無理をしなくても、子ども用のお膳は手に入ったし、当日が楽しめないほどクタクタになっていては、何のためにやっているのかわからなかったなあと思います(^^;)

ひな祭りの時期になると、SNSやお料理サイトでかわいいお料理の写真が披露されていて、「こんなふうにやらなきゃいけないの??」って驚いたり「こんなの作れない!」って悲しくなったり…いろんな感情が溢れてくることってありますよね。

そんなときは、お母さんやご家族が、無理なく楽しめることでお祝いするのが一番だと思います(^^)みんなでその行事の主役をお祝いする気持ちで楽しめたら、大人の料理に近づけなくても、見た目が地味でも大丈夫♪

たとえばひな祭りは、チラシ寿司やハマグリのお吸い物…というのが私の知っているひな祭り定番メニューです。でも、どうしてチラシ寿司とハマグリのお吸い物なのかはあまり考えたことがありませんでした(^^;)

ちらし寿司の具材には、縁起の良い材料が使われていて、海老は背中が丸いので、背中が丸くなるくらい長生きできますように、卵は金箔に見立てて財宝がたまるように、ニンジンは根を張るように、ハマグリは貝殻がぴったりくっつくので、良縁に恵まれますようにという願いが込められているそうです。

また、ひな祭りの定番カラーといえば菱餅のピンク・白・緑。この3色にもそれぞれ厄払いや不老長寿、子孫繁栄の意味があるそうです(^^)

にんじん・ほうれん草(ひしもちの緑)・さつまいも(錦糸卵の黄色のかわり)・いちご(ひしもちのピンク))全部離乳食初期から使える食材ですが、平皿にのせるだけで、ちょっとちらし寿司風

色や材料を少ーしだけ参考にして、お子さんが食べ慣れた食材でちらし寿司風にするだけでも、ひな祭りっぽくなります(^^)

「初節句の離乳食、どうしよう…」「ひな祭りの日の夕飯、何作ろう?」とお悩みのお母さんお父さん。お祝いする気持ちや何かしてあげたい気持ちがあればもう十分です♡

そのご家族の楽しい形、お母さんお父さんが頑張りすぎずにできる形で、ぜひぜひ行事のご飯を楽しんでくださいね(^^♪

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